2011年10月01日

はやぶさ発進


2003年 5月9日


ミサト「はやぶさ発進!」

鹿児島からM-V-5ロケットにて打ち上げ

3億KM離れた惑星「イトカワ」とランデブーし、地表サンプルの持ち帰りを目指す



リツコ「四機あるイオンエンジンの内、一機の出力上がりません」

川口総司令「構わん。続行だ」

真田副司令「これ以上、予算と時間を浪費しては老人方が黙ってないからな」

ミサト「三機ども問題無いのですか?」

真田副司令「一機でもいけるぐらいだ。調子の悪いエンジンは予備の位置づけな」

マヤ「MV5からの切り離し及びソーラーパネル展開全て順調」

ミサト「よし、いける!」





簡単な解説

イオンエンジン
従来の科学エンジンの10倍の燃費を誇るエコエンジン
人のため息程のパワーしかないので無重力においても高速域に達するまで時間がかかる
宇宙専用のエンジン
燃料はキセノンガス

ソーラーパネル
はやぶさの翼
太陽発電しながらガスの消費を抑えて航行する

ミサト「スイング・バイに向けて進路調正。地球の公転と自転の計算よろしく」

マヤ「!」

リツコ「どうしたのマヤ」

マヤ「はやぶさに向けて高エネルギー反応!」

リツコ「何この太陽フレアの数値!」

ミサト「はやぶさ避けて!」

マヤ「ダメです! 回避運動間に合いません!」


観測史上最大級の太陽フレアがはやぶさに直撃する

フレア.jpg

真田「被害状況は!?」

マヤ「ソーラーパネルが被弾。僅かに効率ダウンが予測されるレヴェルです」

川口「問題無い。続行だ」




この時点で2005年6月到着予定が9月予定に修正される



ミネルバ「何かあったのか」

はやぶさ「ミネルバさん起きちゃいましたか」

ミネルバ「ちょっとビリっとしたぞ。私はお前と違って民間品なんだから大事にしてくれよー」

はやぶさ「すいません税金の無駄遣いですいません」

ミネルバ「無駄遣いじゃねーよ。てかいくらかかってんだ?」

はやぶさ「この物語の作者が百万時間働いてロト6を5回当てるより少しかかってます」

ミネルバ「高! いくらか分からんが高いのだけ分かったわ」

はやぶさ「なので、ちょっとでも成果上げないと仕分けの対象になっちゃいます」

ミネルバ「なーに心配すんな! このミネルバ姉さんがばっちしアシストしちゃうからよ」

はやぶさ「よろしくお願いします。JAXIからスイング・バイの指示がきてますので、さっそくアシストお願いしますね」

ミネルバ「OK。で、相手はどの星だ」

はやぶさ「地球です。これから地球スイングを始めます」

ミネルバ「地球か、悪くないな。しばらく見れなくなるしな
んじゃ、いっちょいくかー」


スイングバイ.jpg
(地球スイング)


マヤ「軌道計算終わりました。はやぶさに転送します」

リツコ「月の引力計算は?」

マヤ「折り込み済みです」

リツコ「小惑星群の引力計算は?」

マヤ「それも折り込み済みです」

リツコ「さすがね」

マヤ「リツコ先輩の後輩ですからww」

リツコ「そんな事言っても何もでないぞ☆」

真田「下らねえ。
理数系女子の会話は吐き気がするわ
会話に星なんか出すんじゃねえ。いくら宇宙センターだからって
やっていい事と悪い事があんだろうが
俺の作ったイオンエンジンの加速による加速の出力計算もちゃんとしてるんだろうな」

マヤ「あ!」

真田「お前えええ!」

マヤ「嘘です折り込み済みです」

真田「貴様ああああああ!!」

川口総司令「うるせえ!!」

ミサト「はやぶさ、スイング・バイに入りました。これより超加速に入ります」

マヤ「スピード上昇、秒速10、15、25、34
   時速にして十万と二千超えました! いけます!」



簡単解説

地球スイング・バイ
地球の重力と公転を利用して超加速する宇宙航行の一つ
強引に解釈すると、地球にハンマー投げしてもらうような感じ
この時行った完璧な地球スイングさせる日本の技術にNASAが驚愕した



2004/05/19

はやぶさ「地球スイング成功。このまま惑星イトカワに向かいます」

ミネルバ「了解了解! ちなみにイオンエンジンでのスイング・バイは世界初な」

はやぶさ「凄いのソレ?」

ミネルバ「単なる一歩だが偉大な一歩ってヤツさ。この作者が初めてパチンコ店に入ったみたいな一歩だな」

はやぶさ「何その破滅フラグ。全然――凄くないです」

ミネルバ「わりーわりー喩え間違えた。どうも調子悪いな私ってば」

はやぶさ「調子悪いっていうと3つあるリアクションホイールの一個が調子悪いんだけど」

ミネルバ「何そのホイールって?」

はやぶさ「姿勢制御装置だよ。これで姿勢を維持したり方向転換したりとか」

ミネルバ「大丈夫なのかJAXAの指示仰いだ方がいいだろソレ」


2005/07/31

マヤ「はやぶさから入電! X軸のリアクションホイールが停止!」

リツコ「どゆ事!」

マヤ「RWの不具合のようです。まずいですね、まだタッチダウンが・・・」

真田「はやぶさ仕様が仇となったか。。。だが大丈夫だ!」

リツコ「どゆ事!」

真田「こんな事もあろうかと、イオンエンジンのスラスタで制御できるよう計算式を用意しといた! 急いでプログラム組んではやぶさに送るんだ!」

ミサト「リツコ、やれる?」

リツコ「ん、大丈夫。この程度のプログラムなら、チョチョチョとほらもう出来た」

真田「早! お前シューマッハか!」

マヤ「さすが先輩! はやぶさに送信します」





はやぶさ「新しいプログラムきました。なんとかいけそうです」

ミネルバ「まーここまできて引き返せないしな」

はやぶさ「これで姿勢を立て直してっと、あとはイトカワに向けて飛ぶのみ!」

ミネルバ「しかしなんだ、お前と一緒に飛んで2年以上になるわけだが」

はやぶさ「はい。短いようで長いお付き合いです」

ミネルバ「宇宙てなーんにも無いくてつまんねーな。作者の人生みたいだぞコレ」

はやぶさ「そゆ事言ってテンション下げたら、ますますつまらなくなります」

ミネルバ「んー、でもアレだ。キラキラと、希望の光があちこちに咲いてるぜ」

はやぶさ「まるで作者の人生のようですね」

ミネルバ「まっ、手を伸ばしても絶対届かない光だけどな」

はやぶさ「そ、そんな事ないと思う」

ミネルバ「だーが、私たちは違うぜ。手を伸ばしても届かなかった星に行くんだ。人類初の快挙を成し遂げて帰り喝采を浴び、日本人の失った誇りを取り戻すんだ!」


小惑星イトカワに続く


posted by はやぶさ at 22:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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